2013年03月27日

メッキについてC

今回はメッキの呼称について調べてみました。

通常使用されているメッキの名称は、
必ずしも規定のものではなく略称や俗称で呼ばれているそうです。

@ユニクロメッキ=電気亜鉛めっき光沢クロメート処理

 ・クロメート処理(金属を六価クロムを含む溶液に浸漬し不動態化させること)
  における光沢仕上げ
 ・米国、ユナイテッドクロミウム社が開発した処理方法
 ・メッキ液はユニクロムデッィップコンパウンドといわれるところから
  ユニクロメッキと呼ぶようになったそうです。
 ・ネジ業界では電気亜鉛メッキ(六価)で青銀〜銀色に処理したものが
  一般的に「ユニクロ」と呼称されています。
  
  この処理方法は、ユニクロの他、「シロ」「電気亜鉛メッキ」
  あるいは単に「メッキ付」等と呼称されています。

Aクロメートメッキ=電気亜鉛めっき有色クロメート処理
 
 ・本来クロメート処理と呼ばれるものは4種類ありますが、
  有色仕上げ(虹色)のみに、この名称を使用しています。
 
Bカニゼンメッキ=無電解ニッケルめっき

 ・カニゼン法という工法名であり、
  ゼネラルアメリカントランスポーティション鰍フ商品名でもあります。

C天プラメッキ=溶融めっき
 
 ・金属を溶融した液は高温(融点)であり、
  そこに浸漬して出来上がった品物のメッキは厚膜であることから、
  天ぷら料理とよく似ているため俗称となったそうです。

Dドブメッキ=溶融めっき
 
・めっき槽内の溶融液をドブにたとえて、呼ばれるようになったそうです。


 調べてみると新しい発見がありおもしろいです。
 また色々調べていきたいと思います。


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2013年03月07日

メッキについてB

今回は歴史について調べてみました。

メッキの起源は、紀元前1500年頃メソポタミア北部で鉄器に溶融すずメッキが、
その後水銀に金等を溶かし水銀アマルガムとして
装飾品・仏像等に塗り焼くことにより液体の水銀だけを
蒸発させ金メッキを行う方法が、
古代エジプト、アラビア、ヨーロッパへ、
また、東洋では、中国、朝鮮半島、日本へと伝わったとされています。
日本では東大寺の大仏が西暦752年にこの
「水銀アマルガム法」で金メッキがされたと伝えられています。

メッキには
・素材の外観を美しくする
・素材(鉄など)のサビ、腐食を防ぐ
・通電性をよくする
・磨耗しにくくする
・摺動性(滑りやすさ)を向上させる 
などの効果があります。

色々と調べているとやはり奥が深いです。
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2013年02月25日

メッキについてA

前回の続きです。

●黒染め
鉄製の六角ボルトなどに施してある防錆処理で
黒いネジは大抵鉄の黒染めです。
耐食性はあまり期待出来ません。
ステンレスの黒染めもありますが、
デジカメのシャッター、携帯電話のレンズカバーなど
特殊な所に使うので普段はあまり目にすることはありません。
携帯電話のカメラレンズの付いている周りのカバーにも黒染めが
使用されています。
真っ黒ならステンレスの黒染め、少しグレーなら黒ニッケルです。
ステンの黒染めは素材がステンなので丈夫です。 

●銅メッキ
当然赤い銅色ですがこれも下地メッキが主なのであまり表面にはでてきません。
電子部品のプリント回路基板に使用されています。
金や銀も基板や接点に良く使用されていて、
都市鉱山と言われるのはその為です。

携帯電話のカメラレンズの周りのカバーにも黒染めが使われているんですね!
新しい発見があっておもしろいです!!
また色々と調べたいと思います。
posted by mukae at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 新人さん日記

2013年02月07日

メッキについて@

今回は目で見て分かるメッキの区別方法について調べてみました。

金メッキなら色でわかりますが、
シルバー色のメッキなどはなかなか区別がつきにくいです。

●クロムメッキ
水道の蛇口やトイレの金属パイプはほとんどクロムメッキです。
また 机や椅子の金属パイプ、チェーンもクロムメッキです。
独特の青白い色をしています。

●亜鉛メッキ
少し灰色がかったメッキで亜鉛メッキ鋼板(SECC)の色です。
茶色っぽくなって錆びが浮いているのは、メッキのないただの鉄です。
鉄製の機械部品などに非常に多く使われています。

●ユニクロ
よくボルトやネジにユニクロとかユニクロメッキと書いてありますが、
亜鉛メッキ後クロメート処理と言う耐食性を上げる処理をしたものです。
素材は鉄です。

普段身の回りを見る時にちょっと気を付けて見ると新しい発見があっておもしろそうです。

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2013年01月08日

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。


今年一年も頑張っていきたいと思いますので、


本年もどうぞよろしくお願い致します!!
posted by mukae at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 新人さん日記

2012年10月10日

歯車についてF

今回はねじ歯車について調べてみました。

はすば歯車の軸を食い違えて、かみ合わせたもので、

一対の歯車の軸が平行ではく、交わらない場合に使われます。

〈特徴〉

@減速のほかに増速も可能

A滑り接触なので摩耗しやすい

B大馬力の伝導には適さない

〈用途〉

自動車の駆動装置・自動機械等の

複雑な回転運動をするものに使われます。

音が静かという利点がある一方、

比較的軽負担でなければ使うことが出来ないという欠点もあるそうです。
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2012年09月24日

歯車についてE

9月も後1週間です。早いですね!!

朝と夜はだいぶ肌寒くなってきましが、

日中はまだまだ暑いです。

気温の変化で体調を崩さないようにしないといけないですね!


今回はかさ歯車について調べてみました。

交わる2軸間に運動を伝達する円錐型の歯車。

円錐をピッチ面として、

その円錐にそって歯をきざんだものです。

かさ歯車は歯すじの違いによって、

すぐばかさ歯車、まがりばかさ歯車に分類されます。


〈すぐばかさ歯車〉

歯すじが円錐の頂点に向かってまっすぐになっています。

〈特徴〉

@作るのは比較的簡単

Aかさ歯車で1:5程度まで減速できる

〈用途〉

工作機械・印刷機械等のほか、とくに差動装置には好適


すぐばかさ歯車.jpg

〈まがりばかさ歯車〉

歯すじが曲線なっていて、

歯当たり面積が大きいので強度が増し、

静かな回転をする歯車です。

〈特徴〉

@すぐばかさ歯車より歯当たり面積、強度、耐久力とも大きい

A減速比が大きくとれる

Bすぐばかさ歯車に比べ、音が静かで、伝動効率も良い

C作るのがやや難しい

〈用途〉

高負荷高速運転に適していて、

自動車、トラクター、車両、船舶の最終減速装置によく使われます。

まがりばかさ歯車.jpg
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2012年09月10日

歯車についてD

今回は内歯車について調べてみました。

円筒の内側に歯が作られている歯車です。

内歯車とかみ合う歯車は必ず外歯車です。


内歯車.gif


〈特徴〉

@外歯車どうしは回転方向が反対になるが、
 
 内歯車では回転方向が同じになる。

A大歯車(内歯車)と小歯車(外歯車)の歯数の差に制限がある。

B小歯車(外歯車)から大歯車(内歯車)を回すのが一般的です。

C構造が簡単で小型に出来る。

〈用途〉 

減速率の高い遊星歯車装置、及びクラッチ等に使用。
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2012年09月05日

歯車についてC

今回はラックについて調べてしました。

回転運動を直線運動に変えます。

平歯車の半径を無限大にしたものの一部で、

端面加工を行った製品は繋ぐ事が出来ます。

ラック.jpg

〈特徴〉 

回転運動を直線運動に変えたり、

またその逆の時に使います。

〈用途〉

工作機械・印刷機械・ロボット等の、

各種自動装置・搬送装置として広く使用されています。
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2012年09月01日

歯車についてB

今回ははすば歯車について調べてみました。

歯すじを軸に対して斜めにしたもので、

歯すじの方向から見て

左下がりが左ねじれ

右下がりが右ねじれ

一般の歯車は、ねじれ角は同じですが、

ねじれ方向は逆になっています。


はすば歯車2.bmp

〈特徴〉

@平歯車より強度が強い

A平歯車に比べ、振動や騒音が少ない

B軸方向に力が掛かるのが欠点

〈用途〉

一般的な伝動装置、自転車、減速機

次回も色々調べてみたいと思います。
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2012年08月30日

歯車についてA

色々歯車の種類について調べていきたいと思います。

今回は平歯車について調べてみました。

歯すじがまっすぐ(軸に平行)で

平行な2本の軸の間に回転運動を伝えます。

平歯車2.bmp


〈特徴〉

@最も簡単で作りやすい
A軸方向に力が掛かからない
B精度の高いものが得られる
C最も多く用いられる


〈用途〉

一般的な動力伝達用


かみあう一対の歯車で、歯数の多いほうを大歯車(gear)、
歯数の少ないほうを小歯車(pinion)というそうです。
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2012年08月08日

歯車について@

今回は歯車の歴史について調べてみました。

歯車は古代ローマ時代に水車用として

発明されたと言われています。

15世紀のルネッサンス期には時計用として

精密な歯車が開発され、

産業革命が起きると蒸気機械の動力伝達として

歯車が活用されることとなり機構の進化がさらに進みました。

日本には平安時代に中国より伝来し、

鉄砲が伝来されると共に時計などの機械も伝わり、

日本人の間に精緻な歯車の技術が広まったとされてるそうです。

現在では自動車や時計をはじめ、

モーターやエンジンといった

原動機が搭載された機械の中には

必ずと行って良いほど歯車が使われており、

私たちの生活には無くてはならない存在です。


歯車は「労働」や「工業」の象徴とされ、

様々な国・地域で国旗などのモチーフとなっています。

日本では5円玉の表面の穴部分に歯車がデザインされているそうです。


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2012年06月20日

鉄について

今回は仕事でもよく使用する鉄について調べてみました。

鉄は、銅についで人類が手にした二番目の金属だそうです。

鉄の使用について多くあげられる欠点として、

すぐに酸化してしまう、錆びてしまう、

という点が良くあげられますが、

実はこれはお手入れをきちんとすれば、

それほど錆びることもないそうです。

鉄はリサイクル100%可能な環境優良素材なので、

エコロジーにも役立ちます。

特徴

1. 高い熱伝導率と電導性

2. 優秀な耐久性

きちんと使えば長い年月にわたり使用できます。

また色々調べてみたいと思います。
posted by mukae at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 新人さん日記

2012年05月29日

バネについてC

今回はバネによく使用される材料について調べてみました。

バネに使う材料には、

力や衝撃を受けて変形してまた元に戻ろうとすることによって

その役割を果たすため、

「弾性限」と「耐疲労限」が必要になります。

このため、大きな引張強さが必要となり、

鋼を用いる場合は焼入れした高炭素鋼となります。

特にJIS規格では、バネ鋼鋼材(SUP材)についても規定されています。

また銅も使われます。

りん青銅は弾性、耐疲労性、耐摩耗性、

バネ特性を備えた優れたバネ材料の一つです。

ベリリウム銅は銅合金のなかで最強の強度を持つ材料で、

同じくバネに適した特性を有します。

析出硬化型の銅合金で、

JISでは「バネ用ベリリウム銅」として規定があるそうです。

色々調べてみると、とても奥が深いです。
posted by mukae at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 新人さん日記

2012年05月22日

バネについてB

今回は引きバネについて調べてみました。

引きバネも押しバネ同様に、

精密機械や家電製品や椅子用バネに良く使われています。

引きバネは、コイルバネの中で押しバネに次いで広く使用されており、

バネの用途としては圧縮とは逆に

引張り方向に荷重を受ける用途に用いられます。

様々な機器に使用され両端部にフックを起こすのが一般的ですが、

その形状は多種多様だそうです。


〈使用用途〉

● テンションをかけたい

● 制震装置

● 免震装置

● パンタグラフ です。

次はネジの材料についても調べてみたいと思います。
posted by mukae at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 新人さん日記

2012年05月14日

バネについてA

今回も前回の続きでバネについてです。

今回は押しバネについて調べてみました。

押しバネは一般的な定番のバネで、

軽荷重用から重荷重用まで広く利用されているそうです。

特徴は形状が単純でコンパクトであること、

エネルギー吸収率が高く摩擦がないことです。

材料径・コイル径・ピッチを変化させることによって

特製を与えることが出来る仕組みになっているそうです。

バネにはまだまだ種類が沢山あるので色々と調べてみたいと思います。
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2012年05月07日

ばねについて@

今回はばねについて色々調べていきたいと思います。


私達の日常生活用品や機械などをよく見てみると、

あらゆるところに「ばね」が生かされています。

身近な例をあげれば、シャープペンシルやホチキスやクリップ、

ソファーやベッドの中、またテレビやパソコンの中にもたくさん使われており、

車を分解すれば2,000種類以上のばねが出てくるといわれています。

そう考えると人類にとって、ばねは必要不可欠な存在だと思います。

ちなみに人類がばねを利用し始めたのは、

5万年前のネアンデールタール人からだといわれています。

小動物を捕らえるために、弾力に富んだ木の枝などを利用して

罠を作ったのがはじめだそうで、そのうち狩猟用に弓を開発し、

食料確保におおいに活躍したそうです。


また色々調べていきます。
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2012年04月17日

ベアリングについて

前回の続きです。

通常自動車には、100〜150個以上ものベアリングが使用されているそうです。

もしベアリングがなければ、車輪がガタついたり、

トランスミッションのギアが噛み合わなくなったりして、

自動車はスムーズに走ることができません。

また、ベアリングは車だけでなく、

鉄道や飛行機、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、掃除機、コピー機、パソコン、

果ては遠い宇宙の人工衛星にまで、あらゆる機械に組み込まれ、

機械の高機能化、省エネなどに貢献しています。

ベアリングは機械の中など目に見えない場所で活躍しているので

普段私たちがベアリングを目にする事はありません。

ベアリングは機械が安定して

能力を発揮する為に必要不可欠な部品です!!
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2012年04月09日

前回の続きです。

今日はとても暖かくて気持ちがいい天気です。

今回も前回の続きでベアリングにつてい調べてみました。

ベアリングの基本的な働きは主に機械の摩擦を減らすことで、

ベアリングが摩擦を減らすことで生まれるメリットは

1.摩擦を減らすことで機械が働く効率を高める。

2.摩耗を減らすことで、機械の寿命を長くする。

3.焼付きを防ぐことで、機械の故障をなくす。

の3つだそうです。

ベアリングは摩擦を減らし、効率よくパワーを伝えることができ、

省エネに貢献していてとても地球環境にやさしいという事が分かりました。

もっと色々と調べてみたいと思います。
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2012年03月27日

すべり軸受の歴史

前回の続きですべり軸受の歴史について調べてみました。

多数量の荷物・人間を運ぶために荷車が利用されてきましたが、

当初の車軸受は荷車本体であったと言われています。

そのため、荷車の寿命は車軸受の寿命そのものであり、

非常に短いサイクルで荷車を作り変えていたそうです。

そこで考案されたのがスリーブタイプの軸受で、

これがすべり軸受の起源とされているそうです。
posted by mukae at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 新人さん日記