2014年03月24日

アクリル樹脂について

アクリル樹脂は、
1929年にドイツで工業生産化された塩ビより古い樹脂だそうです。
別名「有機ガラス」とか「風防ガラス」と呼ばれていたくらいで、
当時、航空機の窓ガラスに使われ、
時代背景から軍需物資扱いの樹脂だったそうです。

アクリル樹脂(メタクリル樹脂)の最大の特徴は、
強度と透明度です。
身近な所でこの特徴を生かして使われているのは
水族館の巨大水槽だそうです。
何千トンという大量の水を支えつつ、
綺麗な海の中をクリアーに見せるのはアクリル樹脂ならでは。

ガラスでは熱して加工するという制約から極端に大きな物や、
曲がった形状の物を製造するのは困難だそうですが、
アクリル樹脂は透明度・強度を保ったまま
板同士を面接着することが可能で軽量なので、
巨大なトンネル状の水槽を作ることが可能だそうです。
posted by mukae at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 新人さん日記
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