2009年11月19日

渦電流式変位センサの測定原理について

渦電流式変位センサとは
高周波磁界を利用したものです。
センサヘッド内部のコイルに高周波電流を流して、
高周波磁界を発生させます。
この磁界内に測定対象物(金属)があると、電磁誘導作用によって、
対象物表面に磁束の通過と垂直方向の渦電流が流れて、
センサコイルのインピーダンスが変化します。
渦電流式変位センサは、この現象による
発振状態の変化により、距離を測定します。

測定原理

金属表面の状態又は材質の変化の影響を受けやすく
注意が必要です。
プレスの下死点確認の様な常に同じ測定対象などの時に
威力を発揮します。
posted by mukae at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 計測機
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/33728423

この記事へのトラックバック