2009年05月21日

画像処理のちょっと詳しいお話(カメラ編その2)

前回ちょっと難しい話になってきたので、
(私もあまり理解できてないので・・・)
今回はカメラについて身近な話しを交えてみます。

CCDを使用したイメージセンサには
とりあえず2種類あります。

まずは、リニアイメージセンサ(一次元イメージセンサ)。
フォトダイオードを一列に並べて、
それに並ぶようにCCDを配置したセンサです。
構造は簡単ですが、線状の画像しか読めません。
じゃあ、どうやって使うのか?
センサを動かすか、対象物を動かすか・・・
それで、できたのがコピー機。
それにファックス、スキャナですね。
移動時間が遅いので静止したモノ対象に使用されています。

それから、エリアイメージセンサ(二次元イメージセンサ)。
これはフォトダイオードとCCDが
平面上に敷き詰められたモノです。
リニアイメージセンサに比べ、広い範囲が読めます。
このエリアイメージセンサは
デジカメやデジタルビデオに使用されています。

あと、カメラのサイズについてですが、
フルサイズ、APS-C、2/3、1/1.25などとありますが、
これは撮像面の実寸サイズではなく、
それに相当する撮像管(昔は撮像板ではなく撮像管を使ってました)の
撮像面サイズに合わせての表記です。
実際にはまた別のサイズですのでご注意を。
posted by mukae at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 画像処理
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