2009年03月22日

キリ穴ピッチ測定

キリ穴ピッチ測定での当社の実績のお話です。

加工公差が、±0.2mmのキリ穴の公差を、加工直後に測定
加工機にOK、NGの信号を出す
と言うのが今回の仕事です。

公差が±0.2mmですので、機械精度(繰り返し精度)は、
0.02mmを狙います。

方法としては、キリ穴にピンを差込その移動量を、
マスターワークとの比較で、判定します。

当然XY方向同時に測定しますので、測定器が各穴2個計4個必要
になります。

予算の問題も有り、今回は、キーエンスさんのGTヘッドを使用しました
結果はとても良好でした
なんと言っても、取り扱い安く、アンプもコンパクトで納まりが
いいです。

制御は、RS232Cにて、BCDデータを取り込み、シーケンサの方で
データ加工、演算、座標表示などをさせて判定しますので
お客様の仕様にあわせた、インターフエイスを実現しています。
補正数値、判定基準などタッチパネルより操作しますので
非常に解りやすくシンプルです。

最後にキーエンスさんのアンプの機能をほとんど使用しなかったので
少しもったいない感じはありましたが、
満足できる結果が出ましたので良しとします。
posted by mukae at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 計測機
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