2022年12月07日

鳥居プロジェクト〜3回目〜

早いもので、今年も残りわずかとなりました。
12月に入り急に肌を突き刺すような冷え込みを感じ始めた今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、「鳥居プロジェクト」3回目は
材料の発注から加工の様子を紹介させていただきます。

1.3Dプリンタでモデル作成
 前回紹介させていただいた3Dのスキャンデータを基に3Dプリンタを使用して、
 モデル制作致しました。すごくリアルに再現できております。
 DSCN5158.JPG
 DSCN5160.JPG

2.材料納入
 鳥居制作には全部で8パーツ計45部品が必要です。
 写真は一番上の「屋根」と呼ばれるパーツの部品です。
 厚さ4.5mmの板24部品を溶接にて接合させます。
 全てを接合すると全長約3mになるので、その大きさが分かっていただけると思います。
 DSCN5101.JPG

 鳥居の柱となる材料と接合部に使用するパーツの写真です。
 柱1本の全長が約3m、重量約50Kgあるので、設置する際は苦労しそうです。
 DSCN5126.JPG

3.加工方法
 屋根の反り上がり部分は、計算された角度が必要で接合が非常に難しく、
 外観としても一番重要な箇所になるので、念入りに打ち合わせをしました。
 DSCN5115.JPG

 鳥居の屋根の反り上がった部分と柱をつなげる際に
 柱の上部は真っすぐではなく斜めにする必要があります。
 斜めに切断する為の目印に使用する加工治具の制作をしていました。
 写真は1枚の平たい板金部品を、ロールベンダーで円柱状に加工した物です。
 DSCN5147.JPG
 DSCN5150.JPG

材料を実際に見ると、これだけの部品が必要になるのかと驚かされました。
組み合わせてみると、反り上がり部分の形や大きさが段々と見えてきました。

屋根以外の全パーツも完成間近となり、出来上がりが楽しみです。
次回は12月中旬頃に、出来上がりの様子をアップさせていただきますので
楽しみにお待ちください。


posted by mukae at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 会社の取り組み
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