SDGsに取り組むことが企業として世間や取引先からの信頼、評価や付加価値を上げる
重要な要素となっています。
おとなが読み聞かせをするくらいの小さなお子さん向け絵本にも
SDGsがやさしく、わかりやすく取り入れられています。
義務教育でも既存の科目にSDGsに沿った内容が盛り込まれています。
企業についてもカーボンニュートラルやSDGsにどれくらい取り組んでいるかということが
同業他社の中で[選ばれるための大きな要素]となっています。
そこで我々もその業務に関連深く、取り組めるSDGsとは何かを考え
行動してゆく必要があります。
ここで注意をしなければならないのは『SDGsウォッシュ』です。
SDGsウォッシュとは目指す17の目標に取り組んでいるように見えて(見せかけて)行う内容が
別の側面からみて不都合なものであるにも関わらずその内容を推し進め
『SDGsに取り組む企業』という表面だけのプレートを掲げてSDGsに取り組む企業に向けた
メリットだけを受けようとすることです。
これが悪意を持って意図したものでなくてもSDGsを深く理解し、俯瞰して考えることが
できなければ一面的でご都合主義、自分勝手な内容になります。
充分な理解ができていないまま、不十分な取り組みや間違った内容の取り組みを
行ってしまったことで 『SDGsウォッシュをする企業』というダークなイメージがつき、
取引先からも敬遠されるという事例も実際におこっています。
これからの企業経営は自社の利益を追求したり今までの価値観の社会貢献をすることだけでなく
従来よりコストが嵩んでも自然環境や社会に配慮した『サステナブル』な材料利用や
CO2排出を抑えた製造方法を採択するなど環境負荷低減に取り組む姿勢が重要であるとされています。