暦は秋だというのになかなか夏が終わらず、かと思えばいきなり晩秋の寒さが訪れ、
その後はポカポカと暖かい日が続いており随分と過ごしやすくなりましたが、
そんな寒暖差の激しい気候の影響で、ムカエ本社ではしだれ桜の一部が狂い咲きしました。
狂い咲き・早咲きを調べてみると、気象用語では「不時(ふじ)現象」と呼ぶそうで
1.強風で葉が落ちてしまったり、害虫などの影響で枯れ落ちてしまったりと
何らかの理由で葉が機能しなくなり、十分な休眠ホルモンが花芽に届かない
2.涼しい気候が続いた後、急に春のような温かい日が続く
この2つの条件が揃うと、稀にこのような現象が起こることがあるそうです。
花が咲いてしまったところは、次の春は花は咲かないそうなのですが
他の部分はちゃんと花が咲くそうなので、来年も安心して花見ができそうです。
さて、先日2回目のSDGsの社内講習会がありました。
前回の導入編から一歩進み、まずは目標を決め、それに対する現状と問題・課題・解決方法を
順番に紐説いていく、グループディスカッションを行っていきました。
各グループのディスカッションで出てきた意見では、主にSDGsの2.3.4.8.9.12が関係しており
3R、環境、感染予防、地場産業への貢献など、ゴールは様々ではありますが
一つの目標に対して自社や自分の現状から解決まで辿っていくと、
結果的に沢山のSDGsへの取り組みにも繋がることが分かりました。
自然とみんなが同じ方向に向かって既に進んでいることも分かり、
こういう風に認識合わせを持つ場も必要だなと感じました。
講習を始めたときは、言葉だけで難しそうな印象を持っていましたが
ゴミの分別ひとつにしても、SDGsの複数項目に該当することも分かり
最終的に沢山の目標に広がっていくということも分かりました。
言葉や考え方といった取り組み方から考えると堅苦しく感じてしまいますが
実際は自分がやっている些細なことでもSDGsに繋がっていると思うと
身近なことに感じられて、これからどんどんと活動を広げていけそうですね。
SDGsへの取り組みが大きく叫ばれる中、こういった講習会の場で
勉強し、認識をあわせ、全社で取り組むという姿勢を再確認できる機会がるのは
とても貴重であり、大切なことだと改めて実感しました。
みなさまの会社でも、全社単位の講習会やディスカッションは難しいかと思うのですが
小さなグループでのディスカッションをするだけでも、新たな発見があるかもしれないので
一度身近な人たちとお話しされてみてはいかがでしょうか。